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モータースポーツ・ワールド・エキスポ 今年の各賞を発表

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いつもモータースポーツのシーズンが終わった頃、このモータースポーツ・ワールド・エキスポの賞とはやって来る。そのシーズンで、画期的な車や施設、設備の発明や開発にはこの賞が与えられ、それを躍進させた個人にも与えられる。

今年の賞は以下の通りだった。(公式ページ

Professional MotorSport World Expo Awards 2009:
the winners

  • Vehicle Development of the Year: Brawn BGP 001
  • Safety Initiative of the Year: F1 Marshalling System – EM Motorsport
  • Motorsport Facility of the Year: Autodromo do Algarve
  • Powertrain Innovation of the Year: ALMS and F1 KERS – Zytek Automotive
  • Testing Technology of the Year: DigiTyre IR – BERU f1systems
  • Design Engineer of the Year: Ross Brawn – Brawn GP
  • Team Principal of the Year: Ross Brawn – Brawn GP

どう日本語をあてはめていいのかわからないのが幾つかある為に英語のままにしておいたが、今年はブラウンの車が開発大賞に輝いて、その他、ロス・ブラウンがデザイン・エンジニアとチーム代表の両方で賞に輝いている。

しかし、この賞を知っている人ならば、なんでここにダブル・ディフューザーが含まれないのか?と考えるかもしれない。これは今年のF1マシーンのスピードを飛躍的にあげる事になった。

しかし、ダブル・ディフューザーの理論とは、実は古いもので、ウィリアムズのサム・マイケルとて「これは全く新しい理論ではない。それに気付かなかった人は、単にテクニカル・レギュレーションをちゃんと読んでなかったんじゃないの?」と皮肉ったほどだ。それが14~15年、F1の中で封印されてきたに過ぎなかった。

過去、これらの賞には、ルマン・エンジンに革新をもたらす事になったアウディのディーゼル・エンジンなども輝いて来たが、今年はザイテックの名前でKERSが賞を獲得している事は興味深い。

ザイテックは、ルマンやALMSのLMP1車にKERSを搭載して頑張って来ることになったが、マクラーレンのKERSの技術提供元でもあった。それが明らかになったのは、シーズンが進んでからだったが、それまではメルセデスがこのKERSを開発して来たとばかり考えられて来た。その為に、今回の賞でも、ザイテックの功績として、ルマンとF1の両方があげられている。

モーターエキスポの賞に関係するフェラーリとルノーの笑える話し

この賞には、ルノーとフェラーリに関係する皮肉とも言えるお笑いの話しがある。

多分、Vivid F1の姉さんのところのお客さんは、姉さんの記事で知っているかもしれないが、それはフェラーリとルノーが激しくタイトルを競った2006年の事だった。その年は、先述のアウディのディーゼル・エンジンなんかが一緒に賞を獲得したりもした。ちょうどこのサイトのサイドバーに貼られているアロンソとシューマッハの写真が撮られた年だ。

ルノーはこの年にマスダンパーで活躍し、マスダンパーは8月のFIAの評議会で禁止になるまではその成績を助けて来る事になった。

しかし、マスダンパーが禁止されたすぐあとに、ルノーとタイトルを競うフェラーリが、今では当たり前になった空力を稼ぐと言われているホイール・キャップをスタートさせて来た。

マスダンパーを禁止にされた恨みがあるルノーや、また姉さんの話しでは最もそれに執念深く反対論を唱えていたのはマクラーレンだったと言う(ロン・デニスは、これを「ゴミ箱の蓋」と呼んだそうだ・笑)。

しかし、FIAは「それは空力を稼ぐものではない」と判断して合法になり、そのホイール・キャップは現在まで至っている(最近は、また再び禁止するとかの議論が出ているようだが・・・)。

しかし、このシーズンが終わり、このエキスポが再びやって来た時、禁止されたマスダンパーも技術賞を獲得した。

最も笑えるのはFIAが「それは空力に関係しない」と判断したにも関わらず、フェラーリのホイールキャップは「エアロデイナミクス・ブレークスルー賞」とか言うものを獲得してしまった事だ(笑) 要するに、空力を飛躍的に上昇させたホイール・キャップと判断されたと言う事だ。

姉さんは、「結果としてアロンソとルノーが勝ったから笑えたけど、なんか信じられなかった・・・」とか言っていた。多分、こういう様々な経緯とかが溜まりに溜まって、姉さんをフェラーリ・アレルギーにしたようにも思うとLibertyは言っていた・・・・(笑)

今年はこういう笑える話しはあまり無いように思えているが、毎年この賞とは時代の開発を象徴する非常に面白いものにも思う。

(記・FR Lexia)

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